結膜に炎症を起こす病気の総称を結膜炎といいます。
目に異常を感じたら眼科を受診し、原因を明らかにして必要な治療を受けることが大切です。
予防するには、目を触る前後に手を流水で洗う、プールなどに入った後はきれいな水でよく洗眼するなどの注意が必要です。
原因に合わせた目薬を使用して治療します。
▼ 結膜炎の症状
充血 目やに 涙が出る まぶしく感じる まぶたのはれ 目のかゆみ 異物感
網膜炎は、糖尿病や高血圧などの病気にともなって起こる、目の障害です。
糖尿病に合併して起こる、糖尿病性網膜炎は、糖尿病の重い合併症のひとつです。中途失明の原因のひとつに数えられており、網膜内の毛細血管に血管のこぶが現れ、また出血などを起こします。
高血圧症にともなって起こる、高血圧性網膜炎は、血圧の上昇によって細動脈が狭くなり、次第に硬化して高血圧眼底になります。そのまま血圧上昇が続いて循環が障害されると、出血や血管の浮腫による硬性白斑、血管の閉塞による軟性白斑が発生します。さらには網膜剥離を起こし、失明することもあります。
いずれも、原因となっている疾患の治療を優先して行います。
▼ 網膜炎(症)の症状
視力の低下
緑内障は現在成人の失明原因の第2位を占め、年間2,000人以上の人が視力を失っている病気です。
視神経が眼圧によって障害され、視野が部分的に見えなくなったり、狭くなったりしてきます。眼圧とは、眼球の内圧のことで10〜21mmHgが正常とされ、これが21mmHgより高いと、次第に視神経が障害されてくると考えられていました。
緑内障で視神経が一度障害とされると、元には戻りませんので、目薬や飲み薬、手術などで眼圧をコントロールすることが最も重要です。
しかし、残念なことに緑内障の患者様の約8割の人達は治療を受けていません。人間ドックなどで視神経乳頭陥凹を指摘された人は、必ず眼科で緑内障の精密検査を受けましょう。
白内障は先天性のもの、外傷性のもの、糖尿病やアトピーに合併して起こるもの、ぶどう膜炎に併発するものなど、色々な種類があります。
しかし、一般的には加齢によって水晶体が濁る老人性白内障が最も多い症例に挙げられます。
白内障の治療は、初期のうちは眼薬による進行予防を行います。
白内障の手術は年齢、職種などにより、必要とする視力にも違いがありますので、その人が日常生活に不自由を感じたら医師と良く相談をして受けられるのが良いと思います。
手術自体は、近年めざましい進歩をとげ、小さな切開で短時間に、安全に行える様になっています。
摘出された水晶体の後に眼内レンズ(人工レンズ)を挿入して、本来水晶体が持っている強い屈折力を補正する方法が取られることが一般的になっています。
眼球乾燥症とは、涙の量が減少し、角膜や結膜に障害を起こす病気の総称で、ドライアイともいいます。
加齢によるもの、パソコンなどの画面を長時間見つめることによってまばたきの回数が減少した結果起こるもの、アレルギー性結膜炎に伴うものなど、原因はさまざまです。
膠原(こうげん)病のひとつであるシェーグレン症候群(中年女性に多い)、全身の粘膜がおかされるスチーブンス・ジョンソン症候群などの一症状でもあります。
軽度なドライアイでコンタクトレンズを使用している場合は、角膜感染症を起こしやすいので注意が必要です。
定期的な目の検査を受けましょう。
原因疾患の治療とともに、人工涙液や角膜保護剤の点眼を行います。
▼ ドライアイ(眼球乾燥症)の症状
目が乾く ごろごろする 目がかゆい 目が痛い 目の疲れ
近視は、外からの光が目の中心(網膜黄斑部)で像を結ばず、網膜より前で像を結ぶ状態をいいます。水晶体屈折の増強と眼軸(角膜と網膜の距離)が伸びて長くなることで起こります。
乱視は、光の入る方向で屈折が異なり、どこでも像を結べない状態です。角膜のカーブが方向によって違うために起こります。
遠視は、近くも遠くも網膜に像が結べない状態をいいます。特に近くが見えにくいので目が疲れやすくなります。凸レンズを使うと視力が出ます。
老眼は、遠近を見る時に調節する働きを持つ水晶体が、老化のため調節能力が衰えて生じます。40歳以上の人に起こりやすくなります。
症状に合わせて、視力を矯正したメガネ、コンタクトレンズを使用します。
▼ 近視・乱視・遠視・老眼の症状
1.近くはよく見えるが、遠くが見えにくい。(近視)
2.目の疲れ、字がにじんだりダブって見える。(乱視)
3.遠くも近くも見えにくい。(遠視)
4.近くが見えにくい。(老眼)